岐阜電力株式会社は、2024年4月1日より全ての顧客にCO2フリーの電気を供給してきたが、2025年3月18日に環境省が温室効果ガス排出量を発表し、この取り組みによる成果を裏付けた。岐阜電力は、再生可能エネルギー由来の電力を通じ、環境負荷を大幅に低減して持続可能な社会の実現を目指す。

岐阜電力、全顧客に向けた再生可能エネルギー活用で、CO2フリーを実現!環境負荷を大幅に削減
持続可能な社会に向けた取り組みとして、再生可能エネルギーの利用が注目されているのは言うまでもないが、岐阜電力は、再生可能エネルギーから生成したCO2フリーの電力を全顧客に供給することで、温室効果ガスの排出削減に大幅に貢献してきた。
この取り組みは2024年4月1日から開始されており、太陽光、風力、水力を電力源として、非化石証書を活用することでその環境価値を明確化した。2025年3月18日に発表された環境省の最新データによれば、岐阜電力の調整後排出係数は「0.000000(t-CO2/kWh)」とされ、「CO2フリー電気」事業全体でのCO2削減効果が実証された。
また、新電力ネットでは、2024年10月から2025年9月までの販売実績は230,003千kWhと報告されており、再生可能エネルギーの普及が進んでいることが示された。岐阜電力は今後も、再生可能エネルギーの導入拡大や省エネルギー活動の推進を通じて、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを強化していくと述べている。