東急不動産株式会社は、2024年3月21日から「いきもの東急不動産プロジェクト」を開始すると発表した。この取り組みは、「生き物の住み心地を考える不動産会社へ」というコンセプトのもと、不動産業と生物多様性保全の知見を活かし、生物のためだけに考えられた住まいづくりに挑むものだ。

「鳥類のことを考えた住まいづくり」と広域渋谷圏「エコロジカル・ネットワーク」

プロジェクトの第一弾として、東急プラザ表参道原宿の屋上庭園「おもはらの森」での生物多様性保全の経験を活かし、鳥類を中心とした生き物に配慮した巣箱の制作・設置に取り組む。この巣箱は、東京都市大学北村准教授の助言のもと、鳥の生態を考慮して開発されたもので、スギ、ヒノキ、ヒバの3種類の木材と3種類の間取りを組み合わせ、計9種類が制作された。

広域渋谷圏におけるエコロジカル・ネットワーク形成への取り組みは、周辺の大規模緑地と連携し、生き物たちの中継拠点としての役割を果たしている。東急不動産は、開発時に周辺の生態系調査を実施し、生息する生き物に配慮した植栽での緑化を推進してきた。

「おもはらの森」は、2012年に開業した東急プラザ表参道原宿の屋上庭園で、都心にありながら生物多様性の保全に貢献している。バードバスの設置や、子供たちによる巣箱作りなど、人と生き物が共生できる空間づくりを目指している。これらの努力は、「バードピア」の認定を受けるなど、外部からも評価されている。

「おもはらの森」は、2012年に開業した東急プラザ表参道原宿の屋上庭園で、都心にありながら生物多様性の保全に貢献している。バードバスの設置や、子供たちによる巣箱作りなど、人と生き物が共生できる空間づくりを目指している。これらの努力は、「バードピア」の認定を受けるなど、外部からも評価されている。

「いきもの東急不動産」プロジェクト特設サイト