医療法人 博仁会 志村大宮病院(茨城県常陸大宮市)が、AIを活用した空調自動制御システム「おまかSave-Air®」を導入した。
これにより、省エネを実現しつつ、患者の快適性を確保する施策が可能になった。
AIにより高い省エネ性が期待
志村大宮病院では、地域包括ケアシステムを支える中小病院として、地域のあらゆる世代に質の高い医療を提供してきた。その一環として、光熱費の削減やCO2排出量の削減に積極的に取り組んでいたが、人的な省エネ対策には限界を感じていた。そこで、関西電力から提案された「おまかSave-Air®」に着目し、導入を決断した。
導入にあたり、初期費用無料かつ安価な月額サービス料金で高い省エネ性が期待できることが決め手となった。また、大規模な設備投資が不要である点も評価された。
導入から1年が経過し、ほぼ想定通りに電力使用量を削減できたという成果が示されている。さらに、快適な環境を維持しつつ手間を省ける点も評価され、今後は他施設への導入を検討していく方針だ。