CONFECTは、リサイクルデニムからさらに再生されたデニムを活用した「UpcycleLino」プロジェクトを発表。このプロジェクトでは、裁断くずさえも再利用し、新たなファブリックを生み出すことに成功した。2025年2月7日、これを用いた「UpcycleLinoデニムカバーオール」を販売開始し、環境に優しいファッションの可能性を広げた。

裁断くずから生まれる新素材とリサイクルデニム

近年、アップサイクルファッションの重要性が増す中、リサイクル素材を活用した服作りが注目されている。その中でもCONFECTは、独自の「UpcycleLinoプロジェクト」を通じて、リサイクルデニムをさらに循環させる試みを行った。
従来の製造過程では、服作りの過程で生まれる裁断くずは、約30%が廃棄されてきた。しかし、CONFECTはこの廃棄されがちな天然資源を再び価値あるものとして、新たな繊維として生まれ変わらせることに成功した。
2025年2月7日に裁断くずを活用した、この新たなカバーオールジャケットの中心となるのが「UpcycleLinoデニム」。経糸にインディゴ染めのコットン糸、緯糸にリサイクルされたデニム糸を使用した10オンスの日本製デニムで、ヴィンテージ感のある風合いと独特の色味が特徴だ。

ファッション性と環境配慮を兼ね備えたアイテムの中でも、「UpcycleLinoデニム混キャンバス」は、リネン糸とリサイクルデニム糸を組み合わせた軽やかな着心地を提供し、複雑な色合いのファブリックは、他にはない特別な魅力を持っている。
CONFECTは「SLOW MADE IN JAPAN」のコンセプトを基に、これらの素材を用いた新作カバーオールを通じて、環境に優しい素材をさらに追求していくことで持続可能なファッションの実現に向けた挑戦を続けていくとしている。
同製品はCONFECTの公式オンラインショップと取扱店舗で購入可能。詳細は公式サイトから。

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