徳島県上勝町に拠点を置く「RISE & WIN Brewing Co.」(ライズアンドウィン ブルーイングカンパニー、以下RISE & WIN)は、三菱地所とのコラボレーションで、徳島県上勝町で育まれた循環型農業作物を活用し、資源循環型のクラフトビール「TOWN CRAFT -まちの未来を考えるビール- / YUKOH SAISON」を発売する。このビールは、循環型農業で育てた大麦や柚香を使用し、ゼロ・ウェイスト活動を身近に感じられる一杯として注目されている。

サステナブルな都市開発と自然の連携で生まれた、資源循環型クラフトビールの挑戦。
持続可能な社会を目指す動きが広がる中、徳島県上勝町にあるブルワリー「RISE & WIN Brewing Co.」は、三菱地所との協働により資源循環を体現するクラフトビールの製造を開始した。上勝町は、日本で初めてゼロ・ウェイスト宣言を行った町として知られ、同ブルワリーはその理念を基に、気軽に参加できる環境活動を提案している。
「TOWN CRAFT -まちの未来を考えるビール- / YUKOH SAISON」は、「JUST DRINK KAMIKATZ BEER」というコンセプトのもと、飲むだけで環境に貢献できるビールとして開発された。ビールの原料には、TOKYO TORCH常盤橋タワー内で発生した生ごみをコンポスト化して作られた液肥を利用し、育てた大麦「reRise麦」が使われている。また、上勝町特産の柑橘「柚香」も加えられ、香り豊かで爽やかな味わいを実現した。セゾンスタイルのこのビールは、フルーティーでスパイシーな香りが特長で、爽やかな後味が楽しめる。
この取り組みは、持続可能な都市開発を目指す三菱地所のプロジェクトの一環でもあり、都市部での資源循環の重要性を感じるきっかけになるだろう。5月16日から開催される『Future Beer Garden 2025 ~上勝町×TOKYO TORCH~』で販売が開始され、多くの人々にその魅力を届ける。

