株式会社都市テクノは、医療法人弘仁会、病院マーケティングサミットJAPAN、武蔵野美術大学と共同で、2024年10月26日・27日に「ロータスケアセンター解体祭~まちと繋がる『はじまりの物語』~」を千葉県船橋市で開催する。解体という節目を地域の新たな始まりとして捉え、まちの住民と共にロータスケアセンターの未来を祝う2日間のイベントが展開される予定だ。

解体を「再生」として祝う、まちと施設の新たなスタート

解体は通常、建物の終わりを象徴するが、ロータスケアセンターではそれを新たな「始まり」として捉え、地域との深い関わりを未来へと繋げるイベントとして「解体祭」が企画された。ロータスケアセンターは、これまで多くの世代に親しまれてきた地域密着型の施設であり、今回の解体後には新たな老健施設が建設される。
イベントは2日間にわたり行われ、地域住民や施設関係者が共に楽しめる多彩なプログラムが用意されている。代表的な企画として、地元で人気の高かった「ロータス盆踊り」が4年ぶりに復活し、過去への感謝と新たなスタートを祝う。さらに、解体される施設の壁に自由に落書きできる「らくがき大作戦」や、解体現場で使用されるショベルカーとの記念撮影ができるフォトブースも設置される予定だ。
その他にも、施設の歴史を振り返る年表展示や、解体廃材の再生コンクリートの展示など、地域との繋がりや未来を見据えた展示も多数行われる。今回のイベントを通じて、解体が終わりではなく、新たなスタートであることを体感する機会が提供される。
解体後は新施設の一部が公開され、地域住民に向けた健康体操や地域デザインカンファレンスも開催されるなど、地域との新たな交流の場が広がる。ロータスケアセンターは、解体を経てさらに進化し、地域社会に貢献する施設としての役割を果たすことが期待されている。

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