環境省は、地域社会における脱炭素化への取り組みを促進するため、「地域脱炭素フォーラム2025」を全国9ヶ所で開催。5月17日(土)横浜、5月25日(日)神戸など、各地で精力的に活動する専門家たちによる講演やパネルディスカッションを行う。

地域と企業が一体となって脱炭素社会を目指す。
社会全体の脱炭素化は、持続可能な未来を築くための重要な課題。環境省はこの課題解決のために「地域脱炭素フォーラム2025」を開催し、地域ごとの具体的な取り組みと成功事例の共有を図る。
5月17日(土)、横浜でのフォーラムはパシフィコ横浜で開催され、Jリーグ執行役員の辻井隆行さんとテレビ朝日アナウンサーの山口豊さんが登壇する。辻井さんは「Jリーグ サステナビリティについて」と題し、スポーツ界から見た持続可能な社会の実現に向けた取り組みを紹介予定。この他、官民連携による脱炭素まちづくりや企業の役割についてのパネルディスカッションも行われ、多角的な視点からの議論が期待されている。


また5月25日(日)神戸でのフォーラムは、神戸国際会議場での開催。当日は京都大学公共政策大学院教授の諸富徹さんと気象予報士の井田寛子さんによる講演が行われる予定だ。諸富さんは「地域脱炭素のさらなる前進のための連携戦略」をテーマに、地域の特性を活かした戦略について語り、井田さんは近年の異常気象に関する知見を共有し、脱炭素社会の重要性を訴える。さらに脱炭素と地域経済成長の同時実現をテーマにしたパネルディスカッションも開催され、地域の課題解決に向けた具体的なアプローチが議論される。
地域の未来を考える本フォーラムは、地域と企業が一体となって脱炭素社会を目指すための貴重な機会。このほかにも全国各地での開催が予定されており、詳細は環境省の公式サイトで順次発表予定だ。


フォーラム参加には事前申し込みが必要です。
対面参加は各会場とも300名限定、オンラインでの視聴も可能。
参加希望者は指定の下記応募フォームから。
<横浜>
https://app.itto.co/chiikidatsutanso-yokohama/entry
<神戸>
https://app.itto.co/chiikidatsutanso-kobe/entry