東急不動産株式会社は、2024年12月24日と25日の2日間限定で、表参道「おもはらの森」にて「OMOKADO SNOW NIGHT」を開催する。このイベントでは、環境に配慮したバイオディーゼル燃料を活用したスノーマシンを使って、渋谷で60年ぶりのホワイトクリスマスを再現する予定だ。

再生可能エネルギーで実現する「渋谷の雪景色」

1965年以来、東京では12月24日に降雪が観測されておらず、ホワイトクリスマスは実に希少な存在だ。さらに地球温暖化の影響で冬の降雪量が減少する中、東急不動産は環境に配慮した形で都市の冬景色を蘇らせるイベントを企画した。
「OMOKADO SNOW NIGHT」では、再生可能エネルギーであるバイオディーゼル燃料を用いた専用発電機によって稼働するスノーマシンが用いられることになった。この技術により、カーボンニュートラルを実現しつつ、CO2排出量を実質ゼロに抑えた形での降雪が可能になったのだ。イベント会場では、毎時15分ごとに雪が降り注ぎ、ライトアップされた「おもはらの森」が幻想的な雪景色に変貌する。
さらに、高さ約2メートルの氷のツリーや、同社のブランドキャラクター“ふどうさん”の氷像も展示され、再エネルギーを活用したライトアップによって輝きを増し、来場者に視覚的な楽しさを提供する。
イベントでは、来場者が自転車発電で氷像をライトアップする「ライトアップチャレンジ」など、発電体験型アクティビティで変化するライトアップを楽しみながら、環境問題への意識を高めるきっかけづくりも行う予定。また、特定のハッシュタグを付けてSNSに投稿するか、このチャレンジに参加した先着250名にはプレゼントが用意されており、参加者全員にオリジナルステッカーが配布される。
東急不動産は、「OMOKADO SNOW NIGHT」を通じて、気候変動下の都市部におけるサステナブルなイベントの在り方を示し、脱炭素社会のライフスタイルの在り方を提案している。

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