衛星地球観測コンソーシアム(CONSEO)は、気候変動シリーズ第4弾「気候変動の最新科学研究『世界がおかしい。地球は大丈夫なのか?』」を10月23日に開催する。最新の気候変動研究をテーマに、日本の著名な科学者が登壇し、気候の予測や異常気象の現状について議論する。

気候変動に関する最新の科学的知見を第一線の専門家が解説

衛星地球観測コンソーシアム(CONSEO)は、産学官が集い、衛星地球観測を活用した政策提言や共創活動を行う組織で、今回のイベントは、シリーズ第4弾として、気候変動をテーマに取り上げ、科学的な視点から地球環境問題を深く掘り下げる。
2024年、ドバイでの洪水やインドでの50度超えの熱波など、世界各地で異常気象が頻発している。これに対し、今回のイベントでは、最新の気候予測研究や気象衛星の活用方法について、日本を代表する科学者たちが講演を行う。具体的には、東京大学大気海洋研究所教授の渡部雅浩氏がIPCCの最新研究について解説し、JAXA地球観測研究センターの久保田拓志氏が気候予測における衛星の役割を説明する。また、気象庁の計盛正博氏が気象予報における衛星の重要性について語る。
イベント後半では、これからの気候変動にどう向き合うべきかをテーマにパネルディスカッションが行われる。登壇者には、東京大学の中村尚教授や江守正多教授が参加し、専門家たちが気候変動に対する取り組みを議論する。
このイベントは、現地開催とオンライン配信の両方で行われ、参加費は無料。先着80名限定で参加申し込みを受け付けている。

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