永井酒造株式会社は、三井住友トラストクラブ株式会社とのコラボレーションで、日本酒「水芭蕉 D’s Vintage」を発表した。地元産の米を使用し、特別なブレンドで作られたこの限定商品は、地域の自然と文化を表現する試みだ。2024年10月18日からダイナースクラブ会員向けに先行予約が開始される。

地域活性化への取り組みが日本酒に込められた背景

永井酒造は1886年創業の老舗酒蔵で、群馬県川場村で地域の自然美を表現する酒造りを続けている。今回発表された「水芭蕉 D’s Vintage」は、同社が初めて「雪ほたか」という地元米を使い商品化した特別な日本酒だ。川場村の豊かなテロワールを反映させるこの日本酒は、複数のヴィンテージをアッサンブラージュしており、味わい深い仕上がりとなっている。
三井住友トラストクラブは、「地域にときめきを」をテーマに展開するプロジェクトの一環として今回のコラボレーションを実現した。永井酒造と同社の取り組みは、地域の文化や自然を守りながら、次世代へとその価値を継承することを目指している。
「水芭蕉 D’s Vintage」の売上の3%は、尾瀬の水芭蕉を育成し、環境保全を進める「尾瀬の水芭蕉プロジェクト」に寄付される。このプロジェクトは、自然環境の保護と持続可能な未来への貢献を目的としており、今回の販売を通じて、地域社会に大きなインパクトをもたらすことが期待されている。

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