東京都と公益財団法人東京観光財団は、北海道や沖縄県などの国内の世界自然遺産登録地と協力し、観光振興を目的とした「世界自然遺産観光振興シンポジウム・商談会」の参加者を募集開始した。このイベントは、世界自然遺産の魅力を広め、旅行商品の開発を支援することを目指している。

世界自然遺産の魅力とともに広がる、持続可能な旅の新たな楽しみ方。

世界自然遺産の価値が注目される中、東京都と東京観光財団は、北海道から沖縄までの自然遺産地と連携し、その魅力を伝えるためのシンポジウムと商談会を開催する。1月28日にはオンラインでのシンポジウムが行われ、タレントの眞鍋かをりさんと俳優の南圭介さんが登壇し、持続可能な旅の楽しみ方についてのトークセッションが展開される予定。

このシンポジウムは、世界自然遺産に興味を持つ全ての人々を対象としており、参加費は無料。定員は500名で、応募多数の場合は抽選になる。翌日の1月29日には、東京ミッドタウン八重洲で商談会が実施され、「知床」「白神山地」「小笠原諸島」「屋久島」「奄美・沖縄」の各観光関連団体と都内旅行会社が集まり、商談会が行われる。新たな旅行商品の可能性を探るこのイベントも参加無料で、15~20社程度の旅行会社が対象だ。
今回の取り組みは、国内の世界自然遺産の魅力を広げるだけでなく、持続可能な観光の重要性を再認識する良い機会になるだろう。
参加申し込みは公式サイトから
https://shizenisan.jp/

シンポジウム参加申込締切:1月23日
※商談会申込は昨年12月20日で締め切られています。