グリーンエナジー&カンパニーは、太陽光発電と蓄電池に加え、創水・水循環システムを標準搭載したオフグリッド型トレーラーハウス「ゼロインフラASOBOX」を発表した。電力と水を完全に自給自足できるこの”動くインフラ”は、激甚化する自然災害への備えや、場所に縛られない新しいライフスタイルを実現するソリューションとして、大きな注目を集める。

インフラに依存しない暮らし、その核心技術とは。

「ゼロインフラASOBOX」の心臓部を担うのは、電力と水を自給自足する先進的なシステムだ。電力は、高効率の太陽光パネル(3.52kW)と大容量蓄電池(10kWh)によって賄い、約2日分の生活電力を供給。停電時でもエアコンやIH調理器などを気兼ねなく使用できる。
水に関しては、3つの独自技術を組み合わせる。まず、太陽光発電の電力で空気中から水分を取り出し、1日最大20リットルの安全な飲料水を生成。次に、シャワーなどで使った生活用水を浄化し、98%以上再利用する水循環システムを搭載。さらに、自己処理型の衛生トイレを標準装備することで、上下水道がない場所でも衛生的な環境を維持する。

災害時には、外部の電力供給が止まっても、独立して電力を確保できる。

災害時のシェルターから、企業のBCP対策まで。

この「小さな地球」のようなハコは、個人から法人、行政まで幅広い活用方法を提案する。個人にとっては、都心と地方での二拠点生活やリモートワークの拠点となり、災害時には家族を守る安全なシェルターとして機能する。
法人にとっては、事業継続計画(BCP)における本社代替拠点や、インフラ未整備な建設現場の事務所として活用可能。行政にとっては、過疎地域での移動式住民サービス拠点や、災害時の応急対応拠点としての役割が期待される。インフラに依存しないという強みは、あらゆるシーンでレジリエンス(強靭性)とサステナビリティ(持続可能性)を両立させる。参考価格は住居パッケージで税抜1,798万円から。

ホームページはこちら