RGB株式会社は2024年10月、代官山地域を拠点とする「CIRTY」で、リユース容器シェアリングサービス「Megloo」を用いた地域内リユース容器循環プロジェクトを実施する。CIRTYは、サーキュラーエコノミーを推進するコミュニティ活動で、地域内の循環拠点を創出し、「すてるから、めぐるへ」というコンセプトのもと、リユース容器の利用促進を目指している。

リユース容器によるCO2削減と地域活性化

このプロジェクトの背景には、サーキュラーエコノミーへの転換がある。従来の「取る・作る・捨てる」というリニア経済に対し、サーキュラーエコノミーは、廃棄物を資源として捉え、循環させることを重視している。代官山TENOHAでは2024年1月から「PASSTO」を用いた衣類やテトラパックの回収を開始しており、今回のプロジェクトはその延長線上に位置している。
リユース容器シェアリングサービス「Megloo」を展開するカマンとの連携により、10月の「3R月間」では地域内の飲食店や企業とも協力し、使い捨て容器の廃棄削減とCO2排出量の削減を図る。CIRTY CAFEで提供されるプラントベース弁当やテイクアウトメニューは、Megloo対応のリユース容器で提供される。特定日には地域内の人気プラントベース飲食店も参画し、サステナブルな食文化を体験できる機会を提供する。
プロジェクト期間中の返却拠点として、CIRTY CAFEとビジネスエアポート代官山に返却ボックスを設置。利用者はテイクアウト時にリユース容器を選び、食後に専用の返却ボックスに返却する。リユースの実践を通じて持続可能な生活スタイルへの一歩を踏み出すことができる。
この取り組みを通じて、CIRTYは地域内でのリユース容器の活用を促進し、サーキュラーエコノミーの理念を地域に根付かせる狙いだ。

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