
★要点
奄美大島・世界自然遺産の豊かな自然を舞台に、THE SCENEとアミューズが協業する「HOBIE BASE THE SCENE AMAMI」の第2弾プログラムが始動。月のリズムに合わせた宿泊&ナイトクルーズプランは、星空・海・自然と身体をシンクロさせる全く新しいウェルネス体験を打ち出す。足漕ぎカヤックHOBIEを核に、暗闇の海上で心身を浄化する時間を提供する。
★背景
気候変動や都市生活のストレスが常態化する中で、“自然と調和した体験” のニーズが拡大。奄美大島の圧倒的な夜空や静寂は、観光消費の枠を超えて「体験型ナイトタイムエコノミー」としての価値を持ち始めている。大量消費型観光への反省から、滞在の質や環境負荷、地域との関係性が問われる時代へ。
夜をただ過ごすのではなく、月のリズムと身体を重ねる旅が始まる。奄美大島最南端のウェルネスリゾート「THE SCENE amami wellness & resort」(運営:株式会社nobitel、本社:東京都新宿区、代表取締役:黒川将大)とエンタメ企業・アミューズ(本社:山梨県南都留郡、代表取締役会長 兼 社長:大里洋吉)が協働し、新たなウェルネスプログラム『新月・満月ウェルネスリトリートプラン』を打ち出した。月光が誘う海上の「ムーンロード」や、漆黒の新月の海を足漕ぎカヤックで進む体験は、ただの観光でもリトリートでもない。心身を自然のリズムと共鳴させる“現代の禅的旅”である。
夜空1位評価の奄美──星と月が導く“ナイトタイムエコノミー”
鹿児島・瀬戸内町の奄美大島は、環境省による夜空の明るさ調査で全国1位~4位を独占する(特に「ホノホシ海岸」周辺)という、星空観賞に適した環境を持つ。 リゾート「THE SCENE」はそのポテンシャルを最大限に活用する舞台となった。新プログラムは満月の「ムーンロード」や新月の「漆黒の海」という、月の相に応じた自然現象を中心に据えた体験価値の創出だ。足漕ぎカヤック“HOBIE”はエンジン音なく進むため、静寂の中で星や月光を五感で感じられる。これは単なる観光ではなく、地域資源を体験価値に変える「ナイトタイムエコノミー」の具現化である。

身体を浄化する“ネイチャークレンズ”──自然との対話を旅の主役に
プログラムは3日間で構成される。到着後は裸足で大地に触れ“セルフアーシング”。夜は足漕ぎカヤックで月光や星空と一体になり、朝はヨガと瞑想で呼吸と思考を調える。海・大地・空──四元素が身体感覚として結びつく設計だ。月の満ち欠けに敏感に自らを合わせることで、日常のノイズが薄れてゆく。単なるリフレッシュではなく、自然のリズムに還る時間がここにはある。
持続可能性と地域共生──足漕ぎカヤックが象徴する“低負荷観光”
環境負荷の低い足漕ぎカヤック“HOBIE”を採用した背景には、自然への配慮と地域共生の意図がある。エンジンを使わないことで水質や生態系への影響を最小化し、音のない海上移動は静かな自然観察を可能にする。環境省の「自然共生社会」理念とも整合し、持続可能な観光モデルのひとつとして機能し得る。観光の価値は単なる消費から“自然への敬意を体現する時間”へと転換しつつある。

旅と心身──現代人が求めるウェルネスのかたち
デジタル化・都市集中が進む現代、人はしばしば自然のリズムから切り離されている。『新月・満月ウェルネスリトリートプラン』はその断絶を一時的に埋める試みだ。夜空や月の変化に意識を向け、身体感覚を研ぎ澄ます時間は、単なる休息以上の意味を持つ。自然と身体を“同期させる”ことで、自己の内側と向き合い、生活のリズムを見直す契機となるだろう。
プラン詳細:https://x.gd/SuPkK
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