2024年8月17日、ホテルニューオータニ(東京)で、小学校高学年向けのSDGsワークショップ「未来の食を考える、ホテルでSDGsワークショップ」が開催される。食品会社5社との協力で、未来の食をテーマにした特別な体験が提供される。

ホテルニューオータニが推進するSDGs

ホテルニューオータニは、1999年に食品ロスを実質ゼロにするコンポストプラントを館内に導入し、近年では「大豆ミート」などの植物性代替食品を使用したサステナブルなメニューを提供するなど、積極的にSDGs(持続可能な開発目標)に取り組んでいる。今年も夏休みの宿題として最適なSDGsワークショップを開催する。
ワークショップの内容は、食品ロス削減やプラントベースフードをテーマにしており、以下のような体験が用意されている。

SDGs授業と大豆絞り体験
大塚食品株式会社による大豆絞り体験を通じて、食品ロスについて学ぶ。さらに、fabula株式会社からは、白菜の廃棄物からコンクリートの4倍強い素材を作る新技術の紹介が行われる。これらの体験を通じて、子供たちは環境問題に対する理解を深めることができる。
シェフ特製「未来の食ランチプレート」
ホテルニューオータニの副総料理長である太田高広氏が考案した「未来の食ランチプレート」が提供される。プラントベースフードを使ったメニューは、大豆ミートを使用した新東京バーガーや植物由来のバターを使ったスイーツなど、多様な料理が楽しめる。子供たちは、美味しい食事を通じてSDGsについて学ぶことができる。
ホテルのバックヤードツアー
普段は見られないホテルの裏側を見学するツアーも含まれている。特に注目されるのは、1999年に導入されたコンポストプラントで、ホテルで1日に約5トン発生する生ゴミがどのようにして有機堆肥に変えられるかを学ぶことができる。この堆肥は、契約農家が買取り、育った野菜は従業員食堂や一部のレストランで提供される。
メニュー考案体験
ワークショップの最後には、参加者がプラントベースフードを使った従業員食堂のメニューを考案する時間が設けられている。子供たちのアイデアの中から、料理長が選んだメニューは実際に食堂で提供される予定。この体験を通じて、子供たちは学びを形として残すことができる。

参加者には、人気の屋外プール「GARDEN POOL」を優待料金で利用できる特典も用意されている。夏休みの思い出作りに最適な1日を親子で過ごすことができる。

開催概要
日時:2024年8月17日(土)11:00~15:30(受付 10:30~)
料金:大人¥10,000、子供(12歳まで)¥5,000(イベント参加費、ランチプレート、税金・サービス料込み)
参加特典:屋外プール「GARDEN POOL」を優待料金にて案内

詳しくはホームページで