2024年8月29日、北海道大学バイオマスコミュニティプランニング分野が主催する第3回シンポジウムが、東京都千代田区にある全国町村会館で開催される。このシンポジウムは「GXの切り札 次世代の蓄熱・熱利用がもたらす未来」をテーマに掲げ、産業界、行政、学術界の専門家が一堂に会し、次世代の蓄熱技術やその活用方法について議論を深める場となる。

エネルギーの転換期における「熱」の重要性を探る

GX(グリーン・トランスフォーメーション)は、化石エネルギーからクリーンエネルギーへと社会の構造を転換する大規模な取り組みとして注目されている。今回のシンポジウムでは、その中でも特に「熱」に焦点を当てる。エネルギー利用の重要な要素である熱の効率的な活用は、GXを実現する上では欠かせない。
シンポジウムでは、外部から4名の講師を招き、北海道大学の研究者とともに、蓄熱技術や熱利用に関する最新の研究成果や実践例が紹介される。

【プログラム】
■開会挨拶     13:00~13:05
北海道大学工学研究院 バイオマスコミュニティプランニング分野 客員教授 古市 徹氏
■趣旨説明     13:05~13:10
北海道大学工学研究院 循環共生システム研究室 教授 石井 一英 氏
■基調講演①    13:10~14:10
北海道大学工学研究院 附属エネルギー・マテリアル融合領域研究センターエネルギーメディア変換材料分野 准教授 能村 貴宏 氏
■基調講演②    14:10~14:40
環境省 大臣官房地域脱炭素事業推進課 課長補佐(総括) 泉 知行 氏
* 休憩       14:40~15:00
■講演①      15:00~15:30
東京大学 未来ビジョン研究センター 教授/総括プロジェクト機構「プラチナ社会」 総括寄付講座(代表・兼務)/大学院工学系研究科化学システム工学専攻(兼担) 菊池 康紀 氏

未来ビジョン研究センター  特任講師  藤井 祥万 氏
■講演②      15:30~16:00
エスエヌ環境テクノロジー株式会社 M&P室  室長 中尾 毅 氏
■ディスカッション 16:00~16:30
モデレーター:北海道大学 工学研究院バイオマスコミュニティプランニング分野 特任助教 落合 知
■閉会挨拶     16:30~16:35
■名刺交換会    16:35~17:00

北海道大学バイオマスコミュニティプランニング分野が中心となって、産業界、行政、学術界が一堂に会した日本のGX推進に向けた、新たな協力関係の構築が期待されるシンポジウムだ。

北海道大学バイオマスコミュニティプランニング分野 第3回シンポジウム「GXの切り札 次世代の蓄熱・熱利用がもたらす未来」
日 時:8月29日(木)13時00分~17時00分 (受付開始は12時半。16時半より名刺交換会)
会 場:全国町村会館 2F ホールB(〒100-0014 東京都千代田区永田町1丁目11−35)
定 員:100名
参加費:2,000円 (現金のみ。受付にてお支払い)
締 切:8月23日(金)17時まで ※定員に達した時点で募集終了。

詳しくはホームページで