株式会社LIXIL(以下LIXIL)は、環境負荷を軽減し、快適な暮らしを提供する窓『GREEN WINDOW』に新たな選択肢として、国産木材(無垢材)を活用した窓を2025年に発売予定と発表した。無垢材ならではの温かみのあるデザインで、持続可能な生活をサポートする窓として注目されている。
国産木材とアルミ構造の融合で高い断熱性能とデザイン性を実現
LIXILは、住環境と環境負荷の軽減を両立させる窓として『GREEN WINDOW』を展開している。今回新たに加わる国産木材を使用した窓は、日本の豊かな森林資源を活用し、断熱性能とデザイン性を兼ね備えた窓として注目されている。TOSTEMブランドの技術を活かし、木材の温かみを取り入れながら、アルミ押出材との組み合わせによるアルミクラッド構造で高い耐久性も実現している。
木材は、自然素材として断熱性能が高く、CO₂の吸収や輸送時のCO₂削減効果が期待される。また、国内で管理された森林から得られる木材を使用することで、持続可能な森林管理にも貢献する。さらに、ナチュラル志向の住宅のトレンドに合わせ、天然木ならではの美しい風合いでインテリアとの調和を図ることができる。
この新たな窓製品は、特に日本の住環境に多く使用される引違い窓から展開され、一般的な建材と比べて耐朽性が向上しているため、メンテナンスも容易で長期的な使用が可能だ。LIXILは、TOSTEMのデザインと技術を駆使し、住む人と自然を結ぶ窓としての価値を提供し続けていく。
今後もLIXILは、日本の四季を感じさせるデザインと技術を活かし、環境に配慮した製品開発を進めていく予定である。製品の詳細については、確定次第、プレスリリース等で発表される予定だ。