LINEヤフー株式会社と尾鷲市は、尾鷲市の森林から生まれるJ-クレジットを10年間にわたり売買する契約を締結した。これにより、毎年500トンのCO2吸収量を取引し、持続可能な環境保全を強化する。
自然資本の保全を目指して持続可能なCO2削減を実現
LINEヤフーと尾鷲市は10年間のJ-クレジット取引契約を締結。両者は、環境保全に取り組む新たなパートナーシップを構築した。この契約は、尾鷲市にとって初めてのJ-クレジット取引であり、初回取引は2025年3月を予定している。
LINEヤフーは、購入したクレジットでグループ内のCO2排出量をオフセットし、2030年カーボンニュートラル達成に向けた取り組みを推進。
一方で尾鷲市は、得た収益を森林整備や林業の発展、藻場再生などに活用し、ネイチャーポジティブな取り組みを強化する予定だ。
この契約締結は、地球環境への責任を果たすための一環として位置付けられる。
両者は「自然と共生する豊かな森林の育成」を通じて、持続可能なCO2削減と生物多様性の保全を実現し、未来へとつながるサステナブルな社会の構築を目指していく。