株式会社グリーンエース(本社:山形県酒田市、代表取締役:中村慎之祐)は、神奈川県綾瀬市において、未利用野菜を粉末化し新たな食品に生まれ変わらせる実証実験を開始した。これは年間200万トン以上の未利用野菜を活用し、これまで捨てられていた食材に新たな命を吹き込む取り組みだ。

未利用野菜の粉末化技術で、持続可能な食品開発を推進。

持続可能な社会づくりを進める上で、いま注目されているものの一つが、未利用食品の有効活用。株式会社グリーンエースでは、年間200万トン以上廃棄される未利用野菜を、粉末化技術によって新たな食品に変える実証実験を神奈川県綾瀬市で開始した。
グリーンエースが開発した粉末化技術の特徴は、野菜の色や香り、栄養を保持したまま粉末化できることだ。この新技術によって、傷みやすい農産物を長期保存可能な形に変え、新たな価値を持つ食べ物として再生することが可能になった。同社ではこの技術のスケールアップとともに、アップサイクル食品の試験販売を実施し、社会全体での未利用食品活用に貢献することを目指している。
またこのプロジェクトでは、規格外野菜を使ったパンやクルトン、ドレッシングなどの開発も進められており、地域の規格外野菜や食品加工の副産物を活用した新商品が期待されている。今後はさらに様々な企業と協力し、アップサイクル商品の共創プロジェクトを推進する計画だ。
グリーンエースの代表取締役、中村慎之祐氏は、「未利用食品を魅力的な商品に変えることで、食品ロス削減に貢献したい」と述べ、技術の社会実装を進める意欲を示している。この取り組みは農林水産省の中小企業イノベーション創出推進基金事業として実施され、アップサイクルによって生まれ変わった食品が、持続可能な社会の実現に向けた一歩となることが期待されている。

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