株式会社JTBコミュニケーションデザイン(JCD)は、2025年4月1日より、神奈川県箱根町の旅館「強羅花扇円かの杜」において、宿泊に伴うCO₂排出相当量をカーボン・オフセットする「CO₂ゼロSTAY」の適用を開始する。これにより、宿泊者は特別な手続きなしに環境配慮型の滞在を実現できる。

観光と環境配慮の両立を目指し、カーボン・オフセットを推進

近年、観光業における環境負荷の低減が求められる中、宿泊施設におけるカーボン・オフセットの取り組みが注目を集めている。JCDは2023年3月に「CO₂ゼロSTAY」を開始し、全国の宿泊施設と連携してサービスを展開してきた。
今回、「強羅花扇円かの杜」が導入を決定した「CO₂ゼロSTAY」は、宿泊に伴い排出されるCO₂相当量をオフセットする仕組みで、宿泊者は特別な手続きなしに環境負荷の低減に貢献できる。これまでも同施設は、水素ガスを直接燃焼させるコンロを導入するなど、環境配慮型の取り組みを進めてきた。JCDとの連携により、さらに持続可能な観光の実現を目指す。
「CO₂ゼロSTAY」はすでに全国106の宿泊施設で導入され、累計15万人泊以上の利用実績がある。JCDは今後も宿泊施設との協力を拡大し、観光と環境保全の両立を推進していく方針だ。

CO₂ゼロSTAYについて

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