
★要点
大阪・関西万博の閉幕後、その熱量と国際的な繋がりを継承する大規模イベント「麦食音祭(ばくしょくおんさい)2026 〜 アフターEXPO 〜」が、2026年3月に万博記念公園で開催される。クラフトビール、フード、音楽、雑貨など、40カ国以上の多様な文化が一堂に会し、「万博のその先」を体感できる国際フェスティバルだ。
★背景
大規模な国際博覧会の後には、文化的な交流や経済的な活気が急速に失われる「レガシーの喪失」が常に課題となる。万博を単なる一過性の祭典で終わらせず、そこで生まれた人や文化の繋がりを、いかにして持続可能な地域の資産へと転換していくか。アフター万博の成功モデルを構築する試みが、今まさに問われている。
祭りの後、熱狂はどこへ行くのか。大阪・関西万博が残した国際的な繋がりと文化の熱量を、次の時代へと受け継ぐための祝祭が幕を開ける。2026年3月、万博記念公園で開催される「麦食音祭2026」は、40カ国以上の食と音楽、カルチャーが交差する国際フェスティバル。これは、万博のレガシーを消費するのではなく、再編集し、未来の文化を創造するための、野心的な試みだ。
クラフトビールと多国籍フード、そしてミャクミャク焼き
「麦食音祭」の名の通り、会場には世界各国のクラフトビールや多国籍なフードが並ぶ。イタリア、インド、トルコ、ブラジル、ペルー、そしてアフリカ各国の料理まで、まさに味覚で巡る世界旅行だ。 中でも注目は、万博会場で大行列を生んだ「らぽっぽファーム」の出店。万博の象徴だった、あの「ミャクミャク焼き」が限定復活する。万博の記憶を呼び覚ますこのスイーツは、多くの来場者にとって、撮って、食べて、語り合う、最高のコンテンツとなるだろう。

万博のステージが、公園で蘇る
会場の熱気を高めるのは、食だけではない。万博で観客を魅了した世界各国のパフォーマーたちが、再びその技を披露する。ブラジルのエネルギッシュな音楽、アフリカの躍動的なダンス、キルギスの優雅な伝統舞踊、そしてタイの国技ムエタイまで。 さらに、万博で生まれたサステナブルな未来の象徴「サーキュラーちゃん」も会場に登場予定。多様な文化表現が、フェスの開放的な雰囲気の中で融合し、万博が目指した「いのち輝く未来社会」の片鱗を、来場者は再び体感することになる。



吹田市も後援、地域に根ざす国際交流へ
このイベントは、開催地である吹田市の後援も決定している。これは、麦食音祭が単なる民間主導のフェスではなく、地域と連携し、持続的な国際交流の拠点となることを目指す姿勢の表れだ。 万博閉幕後、初めてイベントに出展するパビリオンも存在するなど、今後もさらなるサプライズが予定されているという。万博という巨大な物語の「続き」を、誰もが参加できる形で描いていく。アフター万博の新しいスタンダードが、ここから生まれるかもしれない。
■ 開催概要
イベント名:麦食音祭2026 〜アフターEXPO〜
開催日程:2026年3月13日(金)〜3月15日(日)
開催場所:万博記念公園( 大阪・関西 )
入場料 : 無料(※別途、万博記念公園の入場料が必要です)
内容:クラフトビール、多国籍フード、音楽・パフォーマンス、文化体験ほか
参加規模:40カ国以上(予定)
主催:麦食音祭実行委員会(西尾レントオール株式会社、株式会社Color create、FoodFes株式会社)
後援 : 吹田市
公式Instagram:
https://www.instagram.com/bakushoku_afterexpo
あわせて読みたい記事

【大阪・関西万博】経済産業省×「科学漫画サバイバル」が描く循環社会の学びの場、「サーキュラーエコノミー研究所」とは?

【大阪・関西万博】パナソニックグループパビリオン『ノモの国』の設備機器や建材を、大林組技術研究所実験棟にリユース。

【アフター大阪・関西万博】あの感動を街に解き放つ「世界横丁×場外ショーケース」——食と技術をつなぐ、アフターEXPOの実装
