アイリス株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役:沖山翔)は、内閣府主催の第7回日本医療研究開発大賞において、AI医療機器「nodoca」がスタートアップ奨励賞を受賞したことを発表。同社の技術が持つ将来性と革新性が高く評価された。
アイリスの革新的AI医療機器「nodoca」が切り拓く、新たな医療の可能性。
現代の医療分野では、AI技術の進化が医療の質を向上させる重要な鍵である。アイリスが開発した「nodoca」は、咽頭の画像と問診情報をAIで解析することで、インフルエンザの診断を支援する医療機器として注目を集めている。この技術は、日本国内の100を超える医療機関の協力を得て開発され、日本救急医学会からも推薦されている。
アイリスは、NEDOの事業化支援や国立研究開発法人産業技術総合研究所のスーパーコンピューター「ABCI」を活用し、医学と情報工学が融合した「産官学医」の連携により、nodocaの実用化を進めてきた。また「みんなで共創できる、ひらかれた医療をつくる。」をミッションに掲げ、2017年の創業以来、現役医師やAI医療領域の専門家など多くのプロフェッショナルと共に、医療機器の開発に力を注いできた。
今回の受賞は、そんなアイリスの不断の努力が実を結んだものと言える。「nodoca」は医療現場での迅速かつ正確な診断を可能にし、医療の質をさらに向上させることが期待されている。今後もAI技術は、医療界で欠かせない存在になっていく。患者にとってはヘルスケアの品質向上になり、医療従事者には業務負担軽減のサポート役として大切なパートナーになるはずだ。